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【 2/15 ガッレへ 】

規則正しく、夜中小便&朝便。毎朝6:00に起きられるのは、夜中のオシッコだけでは間に合わず、朝方にも膀胱がウズウズしてくるからである。ついでに6:00に飲まなくてはならないクスリがあったりする。で、このクスリが朝便に作用してくれる。
日本で起きられないことを責められそうなので、言い訳したけど(笑)、夜の早寝がまずありき。


朝便が2人とも落ち着いたところでビーチを歩いてみた。早速泳いでいるオバァちゃん(70歳は軽く超えていると思われる。毎朝こんな朝っぱらから泳いでいるけど大丈夫かいな?)、釣りに出る地元の猟師、涼しい朝は元気爆発のワンコたち、私達のようなツーリストを誘うのに余念の無いビーチボーイズ。
きれいなサンライズと一緒に、それぞれの1日がスタートだ!

初めて会った親子犬。お母さんが心配そうに我が子を眺めています。

いつもと変わりない治療を終えると、一足先に治療を終えていたエリが私を座って待っていた。

エリ : スペシャルトリートメントが午後にあるっていうんだけど・・・。
ノリ : でも午後はゴールに行くでしょ?何時からだって?
エリ : 14:00から。しかも腸内洗浄っぽいんだよね。これ〜。(と、治療内容の書かれた紙を)
ノリ : ・・・。これは止めておいたほうがいいんでない?
      明日、帰国なのに、お通じ良いのが止まらなかったらシャレにならないよ(笑)
エリ : そうだよねー。


アーユルヴェーダには、パンチャカルマと呼ばれる5つの治療法がある。そのうちの一つだったのだと思う。
最低でも10日間以上の滞在が望ましい。と言われるのは、このパンチャカルマ治療を必要とする人の場合には、今回の私達のように、そこまで到達できないというのも理由なのでしょう。

すっごく簡単にそのパンチャカルマを説明すると、、、

●催吐法・・・クスリにより吐かせる
●瀉下法・・・ハーブなどによって下痢させる
●浣腸法・・・浣腸して腸内洗浄する
●点鼻(経鼻)法・・・鼻にオイル流し込む
●瀉血法・・・不要な血を取り除く(ヒルなどで血を吸わせることもあるようです)

この説明だけを読んでしまうと、「なんじゃ、アーユルヴェーダは、拷問なのか?!」と思っちゃいますよね。これらの治療には、当然それぞれ理由というか目的があるわけで、詳しくは説明できませんので興味のある方は自分で調べてみてください。自虐的な私でさえも怯んでしまうアーユルヴェーダ。恐るべし。もしも瀉血法とか言われて、それがヒルでの吸血法だったら夜逃げするかもです。

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結局、スペシャルトリートメントは丁重にお断りいたしまして、のほほんと最後のランチを食べました。
私は、モリモリ食べられるランチは幸せな時間だったのだ。カレーは常に6〜7種類、サラダも3種類以上、その他野菜の付け合せも2〜3種類。毎日似たようなものだったりするのですが、飽きはしないんですよね。ここのカレーは辛くないし!
 ↓こーんな感じで野菜たっぷりです。テーブルは毎日決まったところ。




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13:00すぎゴールに行こうと電車かバスで悩んだ2人の出した結論は電車。バスの混雑には耐えられそうにないけれど、電車ならば混雑していても隙間がありそうだし、バスを捕まえる手間が要らない、、、って理由だった。ただし詰めの甘い2人。レセプションで最寄駅の時間を聞いたら、次は1時間後。仕方なく、幹線道路に出て戦いに挑んだ。一応バス停らしきものの前で待機するが、全く要領がわからない。手を挙げて停めようとするが、バンバン通り過ぎていく。たまたまそこのバス停で降りる人がいて停まったバスの後部扉の人に、「ガッレ?」と聞いたら、違う地名を言っていた。とにかく停めて聞くしかないのだということはわかったが、なかなかうまくいかないもんだ。その間、真昼の陽射しが強くそそぎ、顔のシミが気になった・・・。
何台もの車をやり過ごすうちに、大きなバスじゃなくて、ワゴンタイプの車もバスだということに気付き、2台目に停まってくれたワゴン車がガッレ行きだったのだ。やったーーー。1つお勉強になりました。


←これがそのバス。音楽ガンガン。

インターシティと呼ばれるエアコンバスです。
普通のバスに比べると料金は高いですが、座れる人数しか拾いません。
途中休憩を挟みながら15:30くらいにゴールに到着しました。帰りは電車で帰ろうと駅で確認したら最終が17:05だって。無理だわね。帰りもバス探しで苦労するわけですね・・・。

ゴール(ガッレ)は、16世紀後半から外国人により支配された影響で、今でもコロニアルな雰囲気が漂う小さな港町。これと言って取り得は無いような気がするものの、オランダ領時代に築かれた要塞が、その中の旧市街と共に世界遺産となっています。先に取り得は無いと言いましたが、その取り得のなさが取り得となりうる場所って感じ。物静かで主張の無い雰囲気。日本の田舎町みたい。



あっという間に戦いの時間がやってきた。
どうしてなんだろう?スリランカのバスは、バスターミナルがあってもそこが始発とならない。道路の脇に人の山。そこがバス乗り場。見よう見真似で、人の山のできるだけ手前で待ち構えれば逃す確率が減るかも知れないと、ワゴンタイプのコロンボ行きバスを狙う。私達はコロンボではなく途中で降りなくてはならないというのが心配だった。「コロンボ、コロンボ」と叫んでいる兄ちゃんに「ベルワラで降りたい」と言うと、しばらく考えて、いいから乗れと手で合図される。乗ったバスの中は人で埋め尽くされていた。狭い補助席を出して座る。走り始めると、料金回収が始まるが、これもかなり合理的では無い。せまいワゴン車の補助席まで使ってギューギューに乗っているのに、一番後ろの人までお金を集めるんだから無理があるっていうもの。

写真左:バスターミナル
写真右:バスの中。ドアの前にいる人が集金係。走っている車はほとんど日本車だが、どうやらこれも。


しかしこの運チャン、飛ばします、抜かします。行きは許容範囲でしたが、これはちょっと怖いですー。外はドンドン暗くなって恐怖感増。行きも帰りも事故を何回見たことか。中にはバスと乗用車の正面衝突なんていうのもあったりして、大きなバスはいいけど、あの無謀な運転に正面からぶつかった相手の車はエライコッチャ。
急ブレーキなんて当たり前。あと数十センチでガシャーンなんて距離でセーフ、っていうのも普通。確かに運転うまいですよ。これだけの人数乗っての急ブレーキで、計算されたようにギリギリぶつからずに止まれるんだから。運転技術と言うか、培った抜かし業は認めます。私、絶対にスリランカでは運転できない!装甲車ならいいけど(笑)
1回、前の車を抜かしにかかろうとした瞬間、本当に本当に正面から来た大型バスとぶつかりそうになって、急ハンドル切りました。車体が浮いた感じで、アフリカの事故を思い出し、絶対に横転すると思った。補助席で私の後ろに座っていたエリは、私の体を掴み、私は全身の毛穴が開いて「ひゃ〜〜〜〜〜」と声が漏れ、他の乗客の視線がその声の私に集中した(^^;)。運転手まで後ろ振り向いて見た!(爆)。前向け!前!
バスは無事、体勢を建て直し何事も無かったように走り進んだのだ。もちろんスピードをゆるめることなく。
みんなの反応とあまりの恐怖にしばし笑いが止まらず、またまたみんなの注目を浴びたのでした。

気のせいか、その後は他の乗客も真剣に前方をかじりつくように見ていた。さっきの一件が、みんなを心配させたのか、、、それとも、運転手と一緒に前の獲物(車)を捕らえようと闘争心が煮えたぎっているのか、後者の可能性が高い気がする。
何かあってもどーか生きていられますように、どーか痛くありませんよーに・・・。できれば無事に着きますように。その願いが通じ、何事もなく、ホテルへ帰ることができました。
これからスリランカに出かける方に一言。バスの最前列には乗らないほうが身の安全のためかと!


そうそう、帰ってきてから知ったことですが、この日ゴールで行われたエレファントポロの大会で、1頭の象さんが暴れて車を壊したり人に怪我をさせたりしてしまったそうです。会場の脇の道路に、グチャグチャになったワゴン車があったんだよねー。あらまぁ事故ったのね、と思っていましたが、TVでその車に体当たりしている映像が出て、あれは象さんの仕業だったと知りました。


【 2/16 都会なコロンボ 】

スリランカを去るこの日も、夜中小便&朝便&アーユルヴェーダをこなし、2時前にベルワラを出発。夜中の便なので、通常であれば夜に出発すれば間に合うのだけれど、コロンボ市内も見てみたかったのでエキストラでお願いしてみました。
何がうれしかったって、安全運転だったこと。のんびりとショッピングしたり、カフェでお茶したり。期待してなかったケーキがとても美味しくてうれしかった。日本で美味しいと思えるのと同じレベルだったよ。それに美味しい紅茶がたっぷり安く飲めるのだからステキ。
のんびりとして、あちこち巡ることはせず。地理感を感じることなく帰ってきてしまったので、また行ってみたいな。

コロンボの市内はすごく混んでいます。通行量が多いというのもありますが、検問が尋常じゃなく厳しい。町のど真ん中で、1台1台停めて身分証明書とかトランクとかチェックですよ。バスの乗客は全員降りて並んで、1人1人チェックですよ。私達のように明らかなツーリストは身分証明書の提示は求められないことも多いようですが。そのチェックポイントの先には、2006年12月にテロが起きた現場があり、壁には無数の穴が開いていた。まだまだ不安定な情勢が続くスリランカ。意外にも、お店では、お金と物の動きを几帳面に記すスリランカ(多分、国がうるさいんでしょうね)。あっさりスマートな部分を持つスリランカン。

島国スリランカから、バンコクを経由して、島国ニッポンへ2/17無事帰国。
やっぱり、3週間はあっという間だったなぁ。


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